冷静と情熱のあいだ
江國香織の本の方が感動したなあ。
ところどころ気持ちが高ぶってウワアってなるときあるんだけど、イマイチ入り込めない。
音楽は最高だし、音楽のおかげっていう部分多いな。
もっと演技が上手くて、セリフが良くて、カメラワークが人に寄り添ってたらもっともっと泣ける感動する映画になってたと思う。
竹野内豊の、キスに慣れてない感は素晴らしい演技だった。
残念だったのは、それぞれの登場人物の描かれ方がすごく浅くて、雑だったこと。
ダニエラ、先生、マーヴ、崇、高梨・・・丁寧に描く能力、尺がないなら登場させないで欲しかった。物語の推進力としてだけ使うような使い方はして欲しくなかった。
おじいちゃんもお父さんも、あれ、要る???w
物語の構成自体も、なんか無駄が多いと言うか勿体無かったなあ。
ドゥオモで二人が再会するシーンはもっと爆発して欲しかったし、
ラストも、二人には単純な表情はして欲しくなかった。
私だったら、最後あおいには抑えきれなくなった涙を流してほしい。
竹野内豊にはもっと暗い表情しててほしい。暗いっていうか、気持ちとしてはもっと早く気づいてやりたかった、ごめん。ってのと、きちゃったよっていうクスリとした笑と、やっと、、やっとだねっていう感極まった感じ。
カメラワーク気になったなああ。
広角が多かった。
もっと寄り添って〜〜〜〜〜